あくなき安全性の追求
安全性向上に対する当社の姿勢、これからのアクション

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あくなき安全性の追求(原子力発電における安全への取組み

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安全性向上に対する当社の姿勢、これからのアクション

当社は、美浜発電所3号機事故以降、「安全を守る。それは私の使命、我が社の使命」との社長の宣言のもと、安全文化醸成活動を推進するなど、安全最優先の事業運営を行ってきました。
東日本大震災以降、東京電力福島第一発電所事故を踏まえた反省に基づき、規制の枠組みにとどまらない安全性向上の取組み等について、全社を挙げて推進しています。
その中で、東京電力福島第一発電所事故から、原子力発電固有のリスクに対する認識や向き合う姿勢が十分ではなかったのではないかということを教訓として学んだことを踏まえ、今般、安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実を進めていくこととしました。

ありたい姿 2017~2019年度の
主な取組み項目

「原子力発電の安全性向上への決意」に基づき、継続的・自立的な安全性向上のために必要な仕組みの構築・取組みを推進するとともに、外部の知見等も活用し、確実に改善を図る。

安全最優先の理念の浸透および定着

 経営層の安全最優先の理念に対する明確なコミットメントのもと、全社を挙げた理念等の浸透活動が展開され、原子力事業本部を含む本店と発電所、また当社と協力会社社員との間のコミュニケーションなどを通じて、理念等が現場第一線にまで浸透・定着し、日々の活動において実践されている。

安全性向上に関する基盤整備

 安全の基礎となる安全を支える人材を継続的に育成するとともに、環境の変化に応じて、柔軟に組織・体制の整備や設備投資を行うなど、経営資源を適切に投入することで、安全最優先の事業運営基盤の維持・向上を図っている。

安全性向上に関する活動の実施

 安全性向上のために国の定める規制基準の枠組みに確実に対応することに留まらず、世界最高水準の安全性実現に向け、事故の発生、進展、拡大を防止する対策の充実、および万が一に備える事故時対応能力の向上に向けた諸施策を自主的・継続的に実施している。

リスクマネジメントをはじめとするマネジメントシステムの確立・改善

 安全性向上のために必要となる運用管理や有効性の評価システムに加え、オーバーサイトの仕組みや国内外の情報を活用することで、マネジメントシステムを継続的に改善している。

コミュニケーションの充実等

 社会の皆様とのコミュニケーション活動を通じて、原子力に係るリスク認識等を共有し、頂いたご意見を事業運営に反映することで、安全性向上を図っている。地域に根ざした事業運営を行うことで、立地地域をはじめとした社会の皆様との信頼関係の維持・向上を行っている。

※ オーバーサイト:発電所の安全に係る取組状況を観察・評価し、改善につなげる取組み

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2017~2019年度の取組み項目の詳細は以下をご覧ください。

安全最優先の理念の浸透および定着

安全性向上に関する基盤整備

安全性向上に関する活動の実施

リスクマネジメントをはじめとするマネジメントシステムの確立・改善

コミュニケーションの充実等

安全性向上に関する活動の実施

重大事故発生時に、他電力の可搬型代替低圧注水ポンプを当社で活用できるよう、接続部分に使用するアタッチメントを開発しました。

可搬型代替低圧注水ポンプ

全交流電源の喪失等で常設の代替低圧注水ポンプが使用できない際のバックアップとして、原子炉または原子炉格納容器内に注水し、原子炉の冷却や原子炉格納容器内の温度・圧力を下げる機能を担う

  • 可搬型代替低圧注水ポンプ
  • アタッチメント

    アタッチメント

    他電力の仕様が異なるポンプが活用可能

リスクマネジメントをはじめとするマネジメントシステムの確立・改善

発電所の安全に関するパフォーマンス評価を行うため、原子力事業本部の管理職らが発電所を訪問し、観察・評価するマネジメント・オブザベーションを始めているほか、発電所の安全に関して他電力の知見を活用した客観的な評価を行い改善につなげる独立オーバーサイト※1の構築を進めています。

※1 オーバーサイト:発電所の安全に係る取組状況を観察・評価し、改善につなげる取組み

マネジメント・オブザベーション

H29.4から「運転」「保守管理」「燃料」「放射線管理」分野に先行導入し、上期に3発電所で計24回実施。「滞在型の現場観察」などにより取組状況を確認し、発電所のパフォーマンス向上につなげる提言を実施。

〔提言事例〕
燃料 燃料貯蔵施設の施錠管理方法の充実
放射線管理 作業環境の改善(照明の追加等)

独立オーバーサイトの仕組みの構築

独立オーバーサイトの仕組み(イメージ)
独立オーバーサイトの仕組み(イメージ)

コミュニケーションの充実等

コミュニケーションの充実として、発電所見学会へVR(バーチャルリアリティ)スコープを導入し、擬似的に原子炉建屋の内部設備や津波や竜巻の来襲時の様子などを分かりやすく体験できる工夫を行うとともに、各地域の皆さまや自治体への訪問活動などにより、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを行いました。

VRスコープを活用した発電所見学会

見学会の参加者より「もっと構内を見たい」や「建屋の中がどうなっているのか」、「安全対策がどのように機能しているのか」のご要望をいただき、導入しました。

(VRスコープ)

(VRスコープ)

擬似的に視覚体験

<原子炉建屋(360°画像)>

原子炉建屋(360°画像)

<防潮堤への津波来襲(動画)>

防潮堤への津波来襲(動画)

地域協議会※1等各地域とのコミュニケーション

安全性向上対策等を丁寧にご説明するとともに、地域の皆さまの疑問や不安にお答えしています。

  • 京都府地域協議会幹事会(H29.5)

    京都府地域協議会幹事会(H29.5)

  • 滋賀県原子力安全対策連絡協議会(H29.6)

    滋賀県原子力安全対策連絡協議会(H29.6)

※1 地域住民の意見を行政に反映するため、自治体がつくる地域自治区ごとに設ける協議会
(H29上期参加実績:京都府地域協議会2回、京都府地域協議会幹事会2回、滋賀県原子力安全対策連絡協議会1回)

平成29年度上期の取組み実績

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原子力発電に関する公開情報

関西電力では、原子力発電の立地地域の方々をはじめ、社会の皆さまから安心・信頼いただける発電所を目指し、「発電状況と環境モニタリング」「保守運営・保全対策」「事故やトラブルの報告」等の積極的な情報公開に努めています。

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