関西電力PR施設
黒部川電気記念館
水の宝庫 黒部川

黒部川第四発電所(全地下式)
“クロヨン”の愛称で親しまれています。発電所は、自然環境を守るため全て地下式になっています。

黒部川第三発電所
過酷な大自然に挑み、わが国土木史上に残る難工事を克服して完成しました。工場用軌道トンネルの掘削は、吉村昭氏の小説「高熱隧道」の舞台となっています。

黒部川第二発電所
建築家山口文象氏設計によるもので、「富山の建築百選」に選ばれています。

新柳河原発電所
国土交通省宇奈月ダムの建設により水没した柳河原発電所(H5.6廃止)の代替として建設。「湖上に浮かぶ城」をイメージしています。

宇奈月発電所
多目的ダムである国土交通省の宇奈月ダムから取水し、発電を行っています。

音沢発電所
昭和60年に完成し、約10km上流にある出し平ダムから導水路で水を引いて発電しています。

愛本発電所
関西電力の発電所では黒部川の中で最下流に位置し、昭和11年に県営発電所として竣工し、以降日本発送電、関西電力へと引継がれ今に至っています。

黒部ダム
黒部川最上流域に建設されたアーチ式ドーム越流型ダム。そのスケールの大きさと困難さから「世紀の大事業」と呼ばれた黒部ダム建設。黒部ダムの高さは186mで日本一です。

出し平ダム
「暴れ川」ともいわれる黒部川では、大量の土砂が流出します。そのため出し平ダムでは排砂ゲートを2カ所有し、堆積した土砂を流下させることができる構造になっています。

小屋平ダム
黒部峡谷鉄道の小屋平駅付近にあるダムで、黒部川第二発電所で発電を行うために建設されました。外観設計は建築家山口文象氏によるものです。

仙人谷ダム
日本電力が黒部川水系で最後に建設したダムで、黒部川第三発電所で発電を行うために建設されました。土木学会の「日本の近代土木遺産―現存する重要な土木構造物2000選」に認定されています。

新黒薙第二発電所
黒薙第二発電所の既設設備(水圧鉄管など)を活用して建設し、平成24年12月より発電を開始しています。
純国産の再生可能なエネルギー
古くから日本のエネルギー供給源として、重要な役割を果たしてきた水力発電は、地表に降った雨や雪などの自然が織りなす永続的な水環境を利用した、純国産の再生可能エネルギーです。発電時にCO2(二酸化炭素)を排出しないエネルギーの一つです。

水力発電のしくみ
水が高いところから低いところへ落ちるときの力を利用して発電機を回し電気をつくるのが水力発電です。
たとえば、下の発電所の場合、ダムに貯められた水は水圧管路をとおり、発電機とつながっている水車を回します。
