プレスリリース

2003年7月31日

「関西電力地球環境アクションレポート2003」の発行について

 当社はこのほど、当社の環境問題への取り組みの方針、目標および活動状況をご報告する「関西電力地球環境アクションレポート2003」を発行いたしました。このレポートは1993年度以降毎年度発行しており、今回で11回目を迎えます。
 当社は、地球環境問題を重要な経営課題と位置づけ、2002年度CO2排出原単位(電気の使用量1kWhあたりのCO2排出量)は0.26kg-CO2/kWhと国内の電力会社で最も低いレベルを達成するなど、全社のあらゆる分野で取り組みを推進してきました。
 今後も、当社は、地球温暖化防止、資源リサイクル等に積極的に取り組んでまいります。


《「関西電力地球環境アクションレポート2003」の主な特徴》
1.CO2排出原単位 (2002年度実績)
   0.26kg-CO2/kWh(前年度比 0.00kg-CO2/kWh減)
 
2.環境会計 (2002年度実績)
 
 投 資 額 353.9億円(前年度比 26.3億円減)
 費 用 額 390.1億円(前年度比 38.8億円減)
 物量効果*1 CO2排出量 3,684万t-CO2(前年度比4万t-CO2減)など
 経済効果*2 129.8億円(前年度比 29.7億円減)
 環境効率(営業利益÷環境負荷量):CO2…105(1990年度=100)
*1環境保全活動による効果(物量単位) 
*2環境保全活動を進めた結果、利益に貢献した効果(貨幣単位)
   
3.地球温暖化防止に向けた海外での取り組み
   オーストラリアでの土壌塩類化を防止する環境植林事業(2002.10発表済)
  → 2003年7月より現地で植林を開始しました。
   
4.循環型事業活動の推進
   「埋立処分される廃棄物の排出量ゼロ」をめざした廃棄物3R(Reduce・Reuse・Recycle)活動やグリーン購入活動を推進するとともに、当社グループ全体でリサイクルビジネスを展開しています。その一つとして、昨年12月に設立したポリスチレンリサイクル事業会社「関電エコメルツ(株)」(2002.12発表済)が、2003年8月より操業を開始する予定となっております。
   
5.ダイジェスト版 「かんでん環境れぽーと2003」 の発行
   環境コミュニケーション活動の一環として、NPO法人イー・ビーイングおよび関西在住の学生の方々と意見交換を行い、「地球環境アクションレポート」の内容を、お客さまをはじめとする一般の方々に、よりわかりやすく編集した「かんでん環境れぽーと2003」を初めて共同作成し発行しました。
   
6.その他 (今回のレポートより新たに追加)
   当社の事業活動全般にわたる環境パフォーマンスデータ(過去5年分)や関連情報を一目でご覧いただける「データ集」を作成し巻末に掲載しました。

以 上

 

<参考資料>


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