プレスリリース

2003

2003年7月31日

○当社の地球温暖化防止対策（ニューＥＲＡ戦略）

Ｅ

fficiency（社会全体のエネルギー利用の効率化）

・負荷平準化の推進
・新エネルギーの開発・普及　など

Ｒ

eduction （電力供給における温室効果ガス排出量の削減）

・原子力発電の推進　　　　　　　　　　　
・火力発電の熱効率の維持向上　など

Ａ

ctivities Abroad（地球温暖化防止に向けた海外での取り組み）

・自然界のＣＯ2吸収源の拡大など海外での取り組み　　　　　　　
・ＣＯ2削減を目指す国際的事業活動　など

数値目標：２０１０年度使用端ＣＯ2排出原単位 … ０.３４kg-ＣＯ2/kWh程度

○２００２年度のＣＯ2排出原単位

…

０.２６kg-ＣＯ2/kWh

ＣＯ2排出原単位＝ＣＯ2総排出量 ÷ 使用（販売）電力量
・１９９７年度から２００１年度まで､電力業界で最も低い値
・１９９０年度比０.０９kg-ＣＯ2/kWhの減少；
　　使用電力量が１８％増加したにも拘わらず､ＣＯ2排出量は１４％減少

○２００２年度のＣＯ2排出回避効果

…

２,３９０万ｔ-ＣＯ2

（１９９０年度との比較）

・２０００年度の日本の年間ＣＯ2排出量１２.４億t-ＣＯ2の約２％

理由：

１９９０年以降の大飯発電所３・４号機運転開始
既設原子力発電所の設備利用率の向上
（２００２年度の設備利用率は過去最高の９０．５％を達成）
→原子力によるＣＯ2削減効果が全体の約８割を占める

＊当社は、京都議定書の目標達成に向けた「地球温暖化対策推進大綱」などの国の施策にあわせて、ＣＯ2排出削減目標や排出回避効果などを１９９０年度との比較としている。