再生可能エネルギーへの取組み
安全確保への取組み

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水力発電所では、各所員の経験年数や担当業務に合わせて、さまざまな研修を実施し、安全・安定供給に寄与する人材の育成に力を入れています。

水車発電機分解組立研修

実運用していた水車発電機の撤去品を研修設備として使用し、水車発電機の分解組立研修を行っています。研修では、実際に水車発電機の分解組立作業を行い、水車発電機の構造に関する基礎知識や分解組立の手順ならびに品質管理ポイントを修得し、業務遂行能力の維持向上をねらいとしています。

  • (写真)研修設備(横軸フランシス水車)
  • (写真)研修設備(立軸フランシス水車)

(写真)ダムシミュレータ装置

発電用ダムでは、大雨が降った場合には、ゲートを操作して、ダムに流れ込む水をそのまま下流に放流します。この際、急激にゲートを開くと、下流の河川水位が急上昇し、河川内の釣人や、キャンプをされている方に被害をおよぼす恐れがあり、ゲートの操作には下流河川への影響を極力緩和するよう手順が定められています。

このゲート操作に備えて、普段より『ダムシミュレータ装置』を使用して、操作手順の訓練を行っています。このシミュレータ装置には、過去の大雨のデータがインプットされており、ゲリラ豪雨や過去最大規模の大雨でも安全に放流できるよう訓練しています。

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