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2020年5月22日
関西電力株式会社

「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」に関する進捗状況(2019年度下期)および2020年度以降の計画について

 当社は、美浜発電所3号機事故の反省を踏まえ安全最優先の事業運営を行ってきましたが、その中で、東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子力発電固有のリスクへの認識や向き合う姿勢が十分ではなかったことを学びました。これを踏まえ「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」(以下、ロードマップ)を策定し、これに沿った取組みを進めていくこととしました

2014年6月20日 お知らせ済み]

 当社は、ロードマップの取組みを全社一体となって確実に実施するとともに、進捗状況を定期的に公表することとしており、今回、2019年度下期(2019年10月から2020年3月実施分)の進捗状況を取りまとめました。
 主な内容は、以下のとおりです。

(1)防災訓練の結果を踏まえた継続的な事故時対応能力の向上
 避難等の住民防護措置のきっかけとなる緊急時活動レベル(EAL)の判断を的確かつ迅速に行うために、判断フローを新たに作成しました。また、原子力災害発生時に使用する情報共有システムについて、発電所状況等をより迅速に情報共有するために、従来より最新の情報を把握しやすく更新しました。
※原子力施設の状態等に基づく三段階の緊急事態区分を定める基準。
(2)定期検査中における原子炉冷却系統配管の水抜き時の運用改善
 定期検査中の原子炉容器開放前に実施している原子炉冷却系統配管の水抜き工程について、燃料の冷却に必要な保有水量に対して更なる余裕を確保する観点から、配管内の水位を従来よりも高く保持するとともに水位が低下する期間を短くしました。

 また、2017年度に策定したロードマップの期間を終え、これまでの3ヵ年の振り返りを踏まえ、2020年度からのロードマップを新たに策定しました。
 当社の原子力安全に係る「ありたい姿」の実現に向けて、各種取組みの定着および更なる充実に努めてまいります。

 当社は、今後も引き続き、ロードマップにおける取組みを含め、規制の枠組みにとどまることなく、全社一体となって、原子力発電の安全性向上に向けて、自主的・継続的に取組みを進めていくとともに、これらの取組状況について、分かりやすくお知らせしてまいります。

  • ※2004年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、2次系配管が破損し、配管から熱水と蒸気が噴出した事故。事故当時、定期検査の準備作業をしていた協力会社の方が被災し、5名の方がお亡くなりになり、6名の方が重傷を負われました。

以 上

(添付資料)
(参考資料)
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