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2019年5月20日
関西電力株式会社

「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」に関する進捗状況について(2018年度下期)

 当社は、美浜発電所3号機事故の反省を踏まえ安全最優先の事業運営を行ってきましたが、その中で、東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子力発電固有のリスクへの認識や向き合う姿勢が十分ではなかったことを学びました。これを踏まえ「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」(以下、ロードマップ)を策定し、これに沿った取組みを進めていくこととしました。

2014年6月20日 お知らせ済み]

 当社は、ロードマップの取組みを全社一体となって確実に実施するとともに、進捗状況を定期的に公表することとしており、今回、2018年度下期(2018年10月から2019年3月実施分)の進捗状況を取りまとめました。
 主な内容は、以下のとおりです。

(1)重大事故時のプラント状態を模擬した運転シミュレータでの対応訓練の実施
 これまで、炉心損傷後のプラント状態については、研修用のツールを用いて知識を深めてきましたが、運転員の事故対応能力をさらに向上させるため、炉心損傷後のプラント状態を模擬できるMAAPコードを追加した運転シミュレータを用いて、新規制基準に基づき配備した機器の動作も含め、炉心損傷後の状況も模擬した、より実践的な対応訓練を実施しています。
 ※重大事故時のプラントの挙動を解析できる計算機プログラム
(2)防災訓練の結果を踏まえた継続的な防災対応能力の向上
 各発電所で実施している防災訓練の結果を踏まえ、大容量ポンプを設置する際の経路上にあった配管を移設することによる作業環境の向上や、発電所と本店対策本部間のリアルタイムの情報連携などの継続的な改善活動を実施することで、迅速で的確な事故収束活動によって事故の進展や拡大の防止に努めています。

 当社は、今後も引き続き、ロードマップにおける取組みを含め、規制の枠組みにとどまることなく、全社一体となって、原子力発電の安全性向上に向けて、自主的・継続的に取組みを進めていくとともに、これらの取組状況について、分かりやすくお知らせしてまいります。

  • ※2004年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、2次系配管が破損し、配管から熱水と蒸気が噴出した事故。事故当時、定期検査の準備作業をしていた協力会社の方が被災し、5名の方がお亡くなりになり、6名の方が重傷を負われました。

以 上

(添付資料)
(参考資料)