プレスリリース

2013年7月5日
関西電力株式会社

大飯発電所敷地内南側におけるトレンチ調査の状況に関する中間報告の提出について

 当社は、平成24年8月以降、大飯発電所敷地内において、破砕帯の活動性等について調査および評価を行っております。また、平成25年3月28日には、敷地内の南側において、追加して掘削するトレンチ(以下「南側トレンチ」)の位置、大きさおよび調査工程を記載した調査計画書を原子力規制委員会に提出しました。
 その後、6月23日までに南側トレンチの掘削作業を終え、F−6破砕帯を含めた複数の破砕帯を南側トレンチの底盤において確認しました。それらの破砕帯の上位の堆積層には変位・変形がみられず、堆積層中の火山灰を分析したところ、約23万年前の火山灰等を確認したことから、少なくともこれらの破砕帯が後期更新世以降(約12〜13万年前以降)には活動していないと考えていることを速報としてお知らせしました。

平成25年3月28日平成25年7月1日 お知らせ済み]

 当社は現在も、南側トレンチで確認したF−6破砕帯の詳細な調査・評価を実施しているところですが、本日、現時点の調査結果を取りまとめた内容を中間報告として、原子力規制委員会に提出しましたので、お知らせします。

 当社は、引き続き、詳細な調査・分析を着実に行い、F−6破砕帯が活断層でないことを、原子力規制委員会に対してご説明してまいります。

以 上

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