プレスリリース

2007年12月7日
関西電力株式会社

高浜発電所2号機の定期検査状況について(C-蒸気発生器入口管台溶接部での傷の調査状況について)

  高浜発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、美浜2号機の蒸気発生器入口管台溶接部(600系ニッケル基合金使用)で傷が確認されたことを踏まえ、第24回定期検査中の11月25日から12月3日にかけて、3台ある蒸気発生器の入口管台溶接部内面の渦流探傷試験(ECT)※1を行ったところ、A-蒸気発生器入口管台溶接部で3箇所、B-蒸気発生器入口管台溶接部で2箇所、C-蒸気発生器入口管台溶接部で4箇所の有意な信号指示(最大長さ A:7mm、B:7mm、C:14mm)を確認しました。
 このため、AおよびB-蒸気発生器入口管台溶接部の5箇所について、傷の深さを確認するため超音波探傷試験(UT)※2を行った結果、B-蒸気発生器入口管台溶接部(管台部の厚さ:約79mm)の1箇所で深さが約6mmあり、電気事業法に基づく工事計画認可申請書に記載の75mmを下回ると評価され、残りの4箇所についてはUTにおける有意な信号指示は認められませんでした。
 本事象による環境への放射能の影響はありません。
[平成19年12月4日 お知らせ済み]


 その後、C-蒸気発生器入口管台溶接部の4箇所について、傷の深さを確認するためUTを行った結果、C-蒸気発生器入口管台溶接部(管台部の厚さ:約79mm)の2箇所で深さが約6mmおよび約8mmの信号指示が確認され、これらは電気事業法に基づく工事計画認可申請書に記載の75mmを下回ると評価されました。
 なお、残りの2箇所についてはUTにおける有意な信号指示は認められませんでした。
 この結果を踏まえ、原因調査のため金属組織観察等の点検を行います。
 今後の定期検査工程については現時点では未定です。

以  上

  ※1: 渦流探傷試験(ECT)
材料表面に渦電流を流して、材料に発生する電磁誘導の変化から検査対象の傷を検出する方法。
  ※2: 超音波探傷試験(UT)
構造物に入射した超音波が欠陥に当たって跳ね返ってくる反響を観測することにより、欠陥の形態、形状、寸法を測定する方法。