プレスリリース

2007年12月4日
関西電力株式会社

高浜発電所2号機の定期検査状況について(B-蒸気発生器入口管台溶接部での傷の確認について)

  高浜発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、美浜2号機の蒸気発生器入口管台溶接部(600系ニッケル基合金使用)で傷が確認されたことを踏まえ、第24回定期検査中の11月 25日から12月3日にかけて、3台ある蒸気発生器の入口管台溶接部内面の渦流探傷試験(ECT)※1を行ったところ、A-蒸気発生器入口管台溶接部で3箇所、B-蒸気発生器入口管台溶接部で2箇所、C-蒸気発生器入口管台溶接部で4箇所の有意な信号指示(最大長さ A:7mm、B:7mm、C:14mm)を確認しました。


 このため、ECTにおける有意な信号指示が認められたAおよびB-蒸気発生器入口管台溶接部の5箇所について、傷の深さを確認するため超音波探傷試験(UT)※2を実施した結果、B-蒸気発生器入口管台溶接部の1箇所で深さ約6mm(管台部の厚さ:約79mm)あり、電気事業法に基づく工事計画認可申請書に記載の75mmを下回ると評価されました。
 また、残りの4箇所についてはUTにおける有意な信号指示は認められませんでした。
 なお、C-蒸気発生器入口管台溶接部については、現在、UTを行っています。
 今後、C-蒸気発生器入口管台溶接部のUT結果を踏まえ、原因調査を行います。


 本事象による環境への放射能の影響はありません。

以  上

  ※1: 渦流探傷試験(ECT)
材料表面に渦電流を流して、材料に発生する電磁誘導の変化から検査対象の傷を検出する方法。
     
  ※2: 超音波探傷試験(UT)
構造物に入射した超音波が欠陥に当たって跳ね返ってくる反響を観測することにより、欠陥の形態、形状、寸法を測定する方法。