プレスリリース

2000年4月28日

マレーシアにおけるCO2固定植林事業化調査の開始について

1.調査テーマ 炭化を組み入れた持続的生産可能な
   CO固定植林事業の可能性調査
2.調査目的 植物が光合成によって固定したCOを炭(炭素)に変え、土壌や水系に利用することによって、半永久的にCOを不活性化し、持続的な木材生産とCO固定化を可能にする植林事業の可能性調査
3.調査体制 関西総合環境センター
[協力者]
 ・マレ-シア Ta-Annグループ
 ・日本国際協力機構(JAIDO)
4.調査対象地 サラワク州(ボルネオ島北部)
パハン州 (半島マレーシア)
5.調査期間 平成12年7月~平成13年3月(予定)
6.調査項目
 (1)CO2固定植林事業の実施内容の検討
○植林面積と植林場所
○苗木の供給体制
○年度別の植林面積と期待収穫量
○炭化に利用できる廃材等の資材量
○植林地での炭の施用量
○天然林再生面積と場所、修復方法
○本事業による環境への影響
○全体システムの効率性
○本事業による地域住民及び地域経済への影響

 (2)CO2固定植林事業の実施スケジュールの検討

 

 (3)カウンターパートとの協力体制、実施体制の検討

 

 (4)CO2固定植林事業の資金計画の検討

など  



<参考資料>
CO2固定化植林事業概念図の解説
炭化を組み入れた接続可能なCO2固定植林事業構想
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