プレスリリース
1999
1999年12月27日
電力部分自由化に伴う諸約款の届け出について
1.送電線を利用する電気事業者の託送料金
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接続供給
- 特定規模電気事業者から電気を受電し、同時に同量の電気をその顧客である特定規模需要に対して供給するとともに、その特定規模需要の負荷の変動や特定規模電気事業者の発電設備の事故時等に不足する電気を供給することをいいます。
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振替供給
- 一般電気事業者あるいは特定規模電気業者から電気を受電し、同時に同量の電気を他の一般電気事業者との連系点まで託送することをいいます。
- 【振替供給の種類】
- 振替供給には以下の2種類があります。
- 中継振替
会社間連系点を受電地点とし、受電地点以外の会社間連系点を供給地点とする振替供給 - 地内振替
特定規模電気事業者または当社以外の電力会社の事業のための電気を供給する供給者の電力設備と当社の電力設備との接続点を受電地点とし、会社間連系点を供給地点とする振替供給
- 中継振替
(1)託送制度の概要

(2)接続供給約款のサービスおよび料金

(1)最終保障約款の概要
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自由化分野のお客さまで、いずれの電気事業者とも交渉が成立しないお客さまや、いったん特定規模電気事業者と契約したものの、その後当社からの供給をご希望され交渉成立に至らなかったお客さまにつきましては、最終保障義務に基づき最終保障約款を適用いたします。その際の契約種別および料金は以下のとおりです。
<契約種別および料金単価表>
(2)標準メニューの概要
<契約種別の内容>
基準メニュー
自由化分野のお客さまにご利用いただける基準となるメニューです。

自由化分野のお客さまのうち、動力を使用されるお客さまにご利用いただけるメニューです。

<料金単価表>




(3)オプションメニューの概要
自由化分野のお客さまに、選択いただけるメニューです。
<契約種別の内容>
※ 今回、新たに設定した新規オプションメニュー。
(4)その他の主な約款内容
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アンシラリーサービス料について
- 当社のネットワークと並列して自家発を使用されるお客さまに、接続供給の場合と同様に品質維持コストをご負担いただくために、「アンシラリーサービス料」を設定いたしました。
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燃料費調整制度について
- 現行電気供給約款の基準燃料価格、基準単価を引き続き適用いたします。
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工事費負担金制度について
- お客さまが新たに電気を使用し、または契約電力を増加される場合で、これに伴い新たに配電設備を新設される場合の工事費につきましては、現行電気供給約款の取扱いを引き続き適用いたします。
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自由化移行手続きについて
- 平成12年3月21日以降も、契約期間満了までの間は、特段の事情がない限り、現行電気供給約款のご契約内容を継続して適用いたします。
<参考資料>