お知らせ・更新情報

2013年12月25日

地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく当社のCO2排出係数(平成24年度実績)の官報公表について

 当社の平成24年度のCO2排出係数(使用電力量当たりのCO2排出量)につきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律(以下、温対法)に基づき、平成25年12月18日に政府より公表されましたのでお知らせいたします。平成24年度の実排出係数は、「0.514kg-CO2/kWh」となり、京都メカニズムクレジット等を控除した調整後排出係数は、「0.475kg-CO2/kWh」となりました。

<当社における平成24年度のCO2排出係数>
実排出係数 0.514kg-CO2/kWh
調整後排出係数 0.475kg-CO2/kWh

 関西電力の電気をご使用のお客さまが温対法に基づいて平成25年度の温室効果ガス排出実績を算定・報告する場合は、電気の使用に伴うCO2排出量の内、「温室効果ガス算定排出量」の算定には上段の実排出係数を使用し、「調整後温室効果ガス排出量」の算定には下段の調整後排出係数を使用することになります。

 この度の公表は、当社が平成25年7月29日に政府へ報告した排出係数の実績値が政府による確認を経て、公表されたものです。(平成25年7月29日の報告内容についてはこちら
なお、これらの値は政府の温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度の電気の排出係数のホームページにも掲載されています。(詳細についてはこちら

 当社は電気の低炭素化をめざし、京都議定書第一約束期間(平成20~24年度)の5ヵ年平均で0.282kg-CO2/kWh程度まで低減させる取組みを推進してきました。平成20年~平成22年度は3ヵ年平均で0.282kg- CO2/kWhとなり、目標レベルに達していましたが、東日本大震災以降の原子力の長期停止に伴う火力発電量の増加などにより、CO2排出量が大幅に増加し、平成20年~平成24年度における調整後排出係数の5ヵ年平均は、0.346kg- CO2/kWhとなりました。 (5ヵ年の取組み実績およびまとめについてはこちらの右下44ページ)

 当社は引き続き、安全確保を大前提に、長期的なエネルギーセキュリティの確保や経済性、環境問題への対応を加えた「S + 3E」の観点から、安全性が確認された原子力を活用するとともに、火力発電の高効率化、再生可能エネルギーの開発・導入等CO2排出低減へ向けたさまざまな取組みを推進していきます。

以上