大飯発電所3、4号機の審査書案が了承されました
大飯発電所だより2017 特別号 VOL.21
大飯発電所3、4号機は、福島第一原子力発電所の事故後、平成24年7月に再稼動し、翌年9月まで安全に運転を続けました。
その後、新たに制定された新規制基準に対応するため、様々な工事を行い、さらに安全性を高めています。また、新規制基準について適合審査を受けており、2月22日に原子力規制委員会において、審査結果をとりまとめた審査書案が了承されました。
以下に、新規制基準に基づき実施している安全対策についてご紹介します。
審査書案に対する国民の皆さまからのパブリックコメント(意見募集)が2月23日から3月24日の間で実施され、現在は、その意見について審査書案への反映が検討されています。
- ①原子炉設置変更許可申請…原子炉設備に係る基本設計等の基本方針の変更について審査していただくための申請(ハード面)
- ②工事計画認可申請…原子炉施設の詳細設計について技術基準を満たしていることを審査していただくための申請(ハード面)
- ③保安規定変更認可申請…運転管理、手順、体制等の原子炉施設の運用に関する変更について審査していただくための申請(ソフト面)
当社はこれからも引き続き、安全性・信頼性向上に努め、おおい町をはじめとする社会の皆さまのご理解を賜りながら、できるだけ早期の再稼動に取組んでまいります。