訓練用模擬装置を使用した実践的な訓練と発電所構内道路の復旧(土砂除去)および車両走行試験についてご紹介します
大飯発電所だより2015 特別号 VOL.15
大飯発電所では、電源喪失や炉心損傷等の過酷な状況を想定したさまざまな訓練を行っていますが、実機を使用した訓練ができない設備は訓練用模擬装置を製作して、実践的な訓練を行っています。
① タービン動補助給水ポンプ手動起動訓練
② 冷却水配管の接続訓練
③ 主蒸気逃がし弁手動開放訓練
地震等により発電所構内道路が土砂で塞がれた場合には、重機を用いて規定時間内に速やかに復旧できる確認を行いました。また、復旧後、車両が走行できるという確認も行っています。
当社は、原子力発電の信頼を回復するため、規制の枠組みにとどまらず、自主的かつ継続的な安全性向上への取り組みを着実に進めてまいります。