高浜発電所の運転状況 放水口モニタトレンド
原子力発電所では、運転に伴い発生する液体放射性廃棄物をイオン交換樹脂などの廃棄物処理系統により処理し、放射性物質の濃度を測定し安全を確かめた後、復水器冷却用海水とともに放水口から海に放出しています。その際放水口での放射性物質の濃度を監視するモニタを放水口モニタと呼んでいます。
- モニタの値は、降雨時等自然放射線の変動により上昇することがあり、その変動範囲はおおよそ1~100cpsです。
- 測定装置の点検作業時は、データが表示されない場合があります。
時点データ
<1・2号機>
<3・4号機>
モニタリング用語解説
- cps(counts per second)とは
放射線測定器において1秒間に測った放射線の数を表す単位です。 - 原子力災害対策特別措置法通報レベルとは
「原子力災害対策特別措置法」では、原子力災害に至る可能性の観点から迅速な初動対応が図れるよう、原子力事業者が国や地方自治体に通報する基準を定めています。グラフに表示している「原子力災害対策特別措置法通報レベル」は、この通報基準のうち、原子力発電所から放射性物質の放出があった場合の排気筒モニタや放水口モニタでの検出に対して定められた基準値です。 - 過去最大値とは
2009年4月1日以降の統計結果です。