For You
2021.8.31
現役時代も今も、地元の和歌山は心が落ち着く場所だ。海や山、田んぼにカエルの声、友人とのおしゃべり。ほっとすると同時に、「がんばらなきゃ」とやる気になる。今はなかなか帰れないが、3歳の娘にせがまれて毎晩実家とテレビ電話をしている。地元の食べ物では紀州南高梅の蜂蜜漬けが大好物で、ロンドンオリンピックにも持って行った。クエン酸が摂れてパワーチャージできる。そのまま食べるだけでなく、サラダに入れたり、お吸い物にしたりと楽しんでいる。
ステイホーム期間も、縄跳びなどで体を動かしている。娘と手を繋いで引っ張り合いっこをして、遊びながらストレッチをすることも。赤ちゃんのときは、寝かしつけようと抱っこしたまま、スクワット。小さなことでも、習慣づけると効果は大きい。デスクワークの途中で肩甲骨を回してほぐす、エレベータを使わず階段を使う、洗い物をしながらつま先立ちをするだけでもトレーニングになる。体が「動きたい! 伸ばしたい!」と欲したとき、気持ちよく体を動かすのがおすすめ。汗をかくことはメンタル面のリフレッシュにも効果大。1日5分でも続けて、体が変化する嬉しさを感じてほしい。
体操が大好きだから、夢中になって続けられた。好きなことには集中できる。無心に塗り絵をしている娘を見ても、そう思う。最近、我が家に小さい平均台がやってきた。家で逆立ちなどをしては、娘に「あぶないよ」と注意されている私だが、「この平均台を使ってもっと鍛えるぞ」と楽しみにしている。