コラム│見た目の若々しさは健康のバロメータ【岡本宗史】
余話一話
2026.3.31

コラム│見た目の若々しさは健康のバロメータ【岡本宗史】

「若々しい」とはどんな状態だろう。1つの指標は、細胞や身体機能から老化程度を算出する「生物学的年齢」だ。これが実年齢より低ければ、健康で若々しいと言える。見た目の若々しさは、生物学的年齢と関連するとされており、若く見える人は健康で長生きする傾向がある。

健康で若々しくいるために必要なことは、睡眠・食事・運動、それにストレス・社交性を加えた5要素。ポイントは“しすぎない”こと。睡眠は7~8時間が望ましく、寝すぎは肥満や心臓病のリスクを高める。食事では食べすぎに注意。腹八分目は細胞の若返りに効果的だ。運動も頑張りすぎないように。ウォーキングでは12,000歩以上歩いても健康効果は頭打ちで、8,000歩程度歩けば十分という研究結果もある。通勤などで6,000歩程度歩くので、プラス2,000歩、20分ほどと考えると気軽にできるのでは。

ストレスは溜めすぎないように、自分なりの発散方法を知っておくことが大切。笑うことやワクワクする気持ちは、ストレス解消や免疫力アップに繫がる。人との関わりも、若々しさを保つポイント。孤独を愛しすぎないように。友人と集まり笑い合う、そんな時間が若々しさをつくってくれる。

私自身は夜11時には眠り、朝クリニックに出勤してから運動する。食事では、精白度の高い米やパン、加工肉などは避け、豆腐などの植物性タンパク質やナッツを摂るよう心がけている。またファッションを楽しんだり、好きなアーティストのライブに出かけたりと、ワクワクすることを日常に取り入れている。

生活改善によって生物学的年齢は若返る。歳をとってからでも、ある程度のリカバリーは可能なのだ。見た目も身体的にも健康で若々しくいるために、今日からできることから始めてみては。

岡本宗史
岡本宗史 おかもと そうし
医師
1981年大阪府生まれ。東京大学大学院卒。東大附属病院勤務を経て「埼玉みらいクリニック」を開業。フジテレビ「ホンマでっかTV」などに出演。
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