プレスリリース
2021
2021年2月22日
関西電力株式会社
アフリカ未電化・未電波地域向け電力および通信サービスに関するシュークルキューブジャポンとの実証実験の開始について
当社と株式会社シュークルキューブジャポン（以下、シュークルキューブジャポン）は、アフリカの未電化・未電波地域向けの電力サービスおよび通信サービスに関する実証実験（以下、本実証実験）を、３月１日から開始します。
シュークルキューブジャポンは、２０１９年にセネガル保健省とＭＯＵ（覚書）を締結し、セネガルの未電化・未電波地域の診療所へ、独自に開発した太陽光発電と通信機器を組み合わせた「ＴＵＭＩＱＵＩ Ｓｍａｒｔ Ｋｉｔ※」を展開することにより、未電化・未電波地域の人々に電気と通信を提供しています。
本実証実験では、セネガルのサンジャラ市の未電化・未電波地域に「ＴＵＭＩＱＵＩ Ｓｍａｒｔ Ｋｉｔ」に加え、太陽光パネルや通信アンテナも提供することにより、小規模な電化・通信網を構築するとともに、必要な保守体制の確認を行います。また、本実証実験を通じて、電気と通信のインフラが整うことで解決できる課題や、提供できる価値についても調査します。
当社は、本実証実験の結果やアフリカの未電化・未電波地域における環境変化を踏まえ、今後、新たな価値・サービスの提供を検討するとともに、持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）等のグローバルな社会課題の解決に資する取組みも目指してまいります。
以 上
※TUMIQUI Unit（モバイルルータ内蔵の蓄電池）、充電式LEDランプ、折畳式太陽光パネルを含むキット。
