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2020年6月10日
関西電力株式会社

新坂上(しんさかがみ)発電所(仮称)および新打保(しんうつぼ)発電所(仮称)の新設について

 当社は、この度、岐阜県飛騨市宮川町に当社が所有する坂上ダムおよび打保ダムにおいて、それぞれのダム直下に「新坂上発電所(仮称)および新打保発電所(仮称)」を新設することとしました。

 本計画は、水資源が豊富な坂上ダムおよび打保ダムの水を有効活用するものであり、両発電所あわせて最大出力9,240kWの発電所を新設するものです。

 新坂上発電所(仮称)は2021年3月着工、2024年8月の運転開始、新打保発電所(仮称)は2021年8月着工、2025年2月の運転開始を目指し、関係当局のご指導と地域の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に建設を進めてまいります。

 当社グループは、「低炭素」のリーディングカンパニーとして、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万kWを目標に、200万kW以上の新規開発に取り組んでおり、今後も引き続き、地域の皆さまのご理解を賜りながら、再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献してまいります。

【参考:新坂上発電所(仮称)・新打保発電所(仮称)の概要】
新坂上発電所(仮称) 新打保発電所(仮称)
所在地 岐阜県飛騨市宮川町 岐阜県飛騨市宮川町
水系・河川名 神通川水系 宮川 神通川水系 宮川
発電所形式 ダム式 ダム式
最大出力 4,300kW 4,940kW
発電電力量 1,300万kWh/年 1,600万kWh/年
最大使用水量 30.0m3/s 33.3m3/s
有効落差 16.4m 17.2m
CO2削減量 約6,000t/年 約7,400t/年

以 上

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