プレスリリース
2019
2019年1月16日
関西電力株式会社
美浜発電所3号機および大飯発電所3、4号機の原子炉設置変更許可について
当社は、原子炉等規制法の規則が改正されたことから、2018年6月11日に美浜発電所3号機、および大飯発電所3、4号機について、使用済燃料ピット等の水が溢れた場合の管理区域外への漏えい防止対策や、中央制御室の居住性確保に必要なアニュラス空気再循環設備等※に係る記載の設計方針への追加、地震時における燃料被覆管の閉じ込め機能の評価について、原子炉設置変更許可申請を行いました。
この申請に対し、本日、原子力規制委員会より原子炉設置変更許可を頂きました。
なお、本変更手続きに伴う設備の設計変更や改造工事等はありません。
※事故時に格納容器内の放射性物質が配管貫通部等のシール部分から直接外部に放出されることを防ぐため、格納容器の当該部分を覆うようにアニュラス(気密性の高い円環状空間)が設けられている。事故時にはアニュラスを負圧に保ち、フィルタ等で放射性物質を低減した上で排気筒から放出する。
以 上