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2018年12月11日
関西電力株式会社

米国インディアナ州ガス火力発電事業に係る株主間協定の締結について

 当社はこのたび、米国における「セントジョセフ2号発電所」の開発、建設および運営を目的に、アレスEIFグループ※1が100%出資する「AEIF SJEC II※2発電事業持株会社(AEIF SJEC II Holdings, LLC)」に参画することとし、本発電事業の権益20%を、当社子会社である「ケーピック・ユーエスエー社※3」を通じて取得する旨の株主間協定書を、アレスEIFグループと締結しました。

 本プロジェクトは、米国インディアナ州セントジョセフ郡に、合計出力約71万kWとなるガスタービンコンバインドサイクル方式の発電所を建設し、MISO※4エリアの小売会社へ売電するもので、当社にとって、北米における4件目の参画案件となります。
 また、北米において電力小売市場が自由化されていない規制州に進出するという点に加え、北米で電力購入契約を含む基本契約締結前の計画段階から参画するという点で、初の取組みとなります。
 今後、当社の技術面・商務面の知見を活かして、各種契約協議や詳細設計等を進め、2020年の着工、2023年の商業運転開始を目指しています。

 当社は、北米を海外電力事業の重要市場と位置づけており、今後も同地域における事業拡大を進めてまいります。
 また、中期経営計画で掲げたように、海外事業を当社グループの重要な収益の柱とするため、これまでに培った技術力や経験を活用しながら、北米以外の地域についても、積極的に海外電力事業の拡大に取り組み、飛躍的な成長を目指してまいります。

※1:
米国で豊富な発電、送電およびエネルギー中流事業を手掛けるインフラファンド運用会社
※2:
アレスEIF セントジョセフ エネルギーセンターⅡの通称
※3:
当社100%出資の米国子会社
※4:
米国・カナダ内陸エリアの独立系統運用機関。最大需要:約1.2億kW、需要家数:約4千万軒。

以 上

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