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2018年6月5日
関西電力株式会社

工事費負担金の精算誤りに関する経済産業省への報告について

 当社は、お客さまに工事費をご負担いただいて実施する送配電設備の工事において、工事費負担金の精算に誤りがないかを、平成27年度から29年度までの過去3ヵ年を対象に調査したところ、一部の工事において、撤去資材の残存価額の控除漏れがあったことを確認しました。

平成30年5月11日お知らせ済み)

 本事案について、平成30年5月16日に、経済産業省より報告徴収を受領し、改めて撤去資材の残存価額の控除漏れ以外の観点も含め、可能な限り過去に遡って調査したところ、新たに32件(計:過大徴収約100万円、過少徴収約300万円)の誤りがあったことを確認しました。
 5月11日に公表した9件(計:過大徴収約2100万円)の誤りと併せて、合計41件(計:過大徴収約2200万円、過少徴収約300万円)の誤りがあった旨、本日、同省に報告しました。

 新たに発覚した誤りには、撤去資材の残存価額の控除漏れ以外に、工事費の積算漏れや計算誤り等がありましたが、いずれも工事費負担金の精算に関する理解不足や確認不足が要因と考えており、すでに実施済みである業務で使用する帳票の様式統一に加え、当該業務へ携わる者への教育や業務監査の充実などの対策を進めてまいります。

 なお、精算誤りのあったお客さまには、順次、お詫び申し上げるとともに、事案の内容を丁寧にご説明し、再精算の手続きを進めさせて頂いております。

 当社といたしましては、本事案を重く受け止め、今後、同様のことが起こらないよう、再発防止策を徹底してまいります。

以 上

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