プレスリリース
2015
2015年3月31日
関西電力株式会社
火力電源入札における電力受給契約の締結について
当社は、火力発電所の高経年化への対応、および燃料費の削減による経済性向上の観点から、中長期的な最新鋭の火力発電所の開発導入に取り組んでおり、平成33年度から平成35年度の間に受電を開始できる出力150万kW分の火力電源について、平成26年8月4日から11月28日まで入札募集を行いました。
その結果、1件122.1万kWの応札(事業提案書の提出)があり、当社として事業提案書の評価を行うとともに(評価報告書の作成)、国の中立的機関※で、その評価報告書が了承されたことから、株式会社神戸製鋼所を落札者として決定しました。
[平成26年3月26日、8月4日、11月28日、平成27年2月16日お知らせ済み]
その後、株式会社神戸製鋼所と契約条件等の協議を行ってまいりましたが、本日、下記のとおり、電力受給契約を締結しましたのでお知らせします。
契約者 | 株式会社神戸製鋼所 |
発電所計画地 | 兵庫県神戸市 |
受給最大電力 | 122.1万kW |
燃料種別 | 石炭 |
受給開始時期 | 平成33年度 |
- ※ 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電気料金審査専門小委員会 火力電源入札ワーキンググループ。一般電気事業者による電源調達に競争原理を導入し、卸供給事業者(IPP事業者)をはじめとする新規参入者による卸供給を拡大することによって、電力の安定供給と電気料金の一層の適正な原価の形成を促すことを目的として、透明性・公平性を確保する観点から、有識者により構成された委員会。
当社が作成した「火力電源入札募集要綱案」についての審査や、当社の提出した評価報告書案の内容が、火力電源入札募集要綱に基づいた評価を行っているかの審査を実施する機関。
以 上