プレスリリース
2015
2015年2月16日
関西電力株式会社
火力電源入札の落札者の決定について
当社は、火力発電所の高経年化への対応、および燃料費の削減による経済性向上の観点から、中長期的な最新鋭の火力発電所の開発・導入に取り組んでおり、平成33年度から平成35年度の間に受電を開始できる出力150万kW分の火力電源について、平成26年8月4日から11月28日まで入札募集を行いました。その結果、1件122.1万kWの応札(事業提案書の提出)がありました。
[平成26年3月26日、8月4日、11月26日 お知らせ済み]
その後、当社は、提出された事業提案書に関する評価を行い、評価報告書案をとりまとめ、当社が定めた火力電源入札募集要綱に基づいた評価が行われているかを審査いただくため、評価報告書案を中立的機関※に提出しました。
本日、同機関において、評価報告書案が了承されたことから、以下のとおり落札者を決定しました。
落札者名 | 株式会社神戸製鋼所 |
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受給最大電力 | 122.1万kW |
燃料種別 | 石炭 |
当社は、今後、株式会社神戸製鋼所と、できる限り早期に電力受給契約を締結できるよう協議を進めるとともに、火力発電所の高経年化への対応、および燃料費の削減による経済性向上の観点から、中長期的な最新鋭の火力発電所の開発・導入に取り組んでまいります。
- ※ 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電気料金審査専門小委員会 火力電源入札ワーキンググループ。一般電気事業者による電源調達に競争原理を導入し、 卸供給事業者(IPP事業者)をはじめとする新規参入者による卸供給を拡大することによって、電力の安定供給と電気料金の一層の適正な原価の形成を促すことを目的として、透明性・公平性を確保する観点から、有識者により構成された委員会。
当社が作成した「火力電源入札募集要綱案」についての審査や、当社の提出した評価報告書案の内容が、この火力電源入札募集要綱に基づいた評価を行っているかの審査を実施する機関。
以 上