プレスリリース

2014年11月15日
関西電力株式会社

御坊発電所2号機のタービン蒸気加減弁からの蒸気漏れに関する点検結果について

 御坊発電所2号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の11月10日午後4時50分頃、当社作業員が巡回点検を行っていたところ、タービン蒸気加減弁※1からの蒸気漏れを発見したため、同日午後10時31分に運転を停止しました。

平成26年11月11日お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を実施した結果、タービン蒸気加減弁ステムリーク管※2フランジ部※3にあるパッキンが劣化していることを確認しました。原因は、起動停止に伴う膨張・収縮の繰り返しにより、パッキンが劣化し、4台設置しているタービン蒸気加減弁のうち、1台で蒸気が漏れたものと断定しました。
 損傷したパッキンの取り替えを行い、設備の健全性が確認できたことから、本日午後4時58分に、通常運転を開始しました。

 

※1タービン蒸気加減弁…ボイラから蒸気タービンに流入する蒸気量を調整する弁
※2ステムリーク管…弁棒摺動部の間隙から漏れる蒸気を回収するための配管
※3フランジ部…配管と配管をボルトにて接続している部分。
<御坊発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 昭和59年9月 昭和59年11月 昭和60年3月
定格出力 60万kw 60万kw 60万kw
  • 所在地:和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字富島1-3
  • 燃 料:重油、原油

以 上

<添付資料>

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