プレスリリース

2014年8月20日
関西電力株式会社

イクシスLNGプロジェクトの権益売買契約締結について

 当社は、平成23年12月、国際石油開発帝石株式会社(以下、インペックス社)のグループ会社であるイクシスLNG社との間で、同社がオーストラリアで推進しているイクシスLNGプロジェクトからのLNG購入に関する売買契約を締結しました。

平成23年12月6日 お知らせ済み]

 当社は、本プロジェクトの権益※1取得についても検討を進めてきましたが、新たに設立したオーストラリアの当社グループ会社(関電イクシスE&P社、関電イクシス社)とインペックス社のグループ会社(インペックスイクシス社など)との間で、本日、権益売買契約を締結しました。本契約の締結により、当社は、グループ会社を通じて、インペックス社のグループ会社が保有する本プロジェクトの権益の1.2%を取得します。

 本プロジェクトは、西オーストラリア州沖合のイクシスガス・コンデンセート田から産出される天然ガスを、オーストラリア北部準州のダーウィンに建設中のガス液化プラントで液化し、LNGとして販売するほか、コンデンセート※2やLPGも生産・販売する大規模なプロジェクトで、平成28年末までの生産開始を目指しています。

 本プロジェクトの権益取得により、燃料の生産から受入までの調達チェーンに直接関与することで、LNGの調達安定性の更なる向上につながることに加え、事業収益の獲得が期待できるものと考えています。

 当社は今後も、供給安定性と経済性に優れたLNGの確保に努め、より一層の効率化と電力の安定供給に万全を期してまいります。

以 上

  • ※1 本プロジェクトの権益: ・WA-50-L鉱区(イクシスガス・コンデンセート田を含む)およびWA-51-L鉱区権益
    ・WA-285-P鉱区(WA-50-L鉱区に隣接する探鉱エリア)権益
    ・ガスパイプラインおよび液化施設等を保有し、液化・販売等を実施する
      イクシスLNG社の株式
  • ※2 コンデンセート: ガソリンに性状が近い超軽質原油の一種。イクシスガス・コンデンセート
    田からは天然ガスおよびコンデンセートが産出される。
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