プレスリリース

2014年8月18日
関西電力株式会社

南港発電所2号機の通常運転再開について

 平成26年8月10日、運転中の南港発電所(1号機:60万kW、2号機:60万kW、3号機:60万kW)において、台風11号の影響で、蒸気を冷却する海水の取水口に貝や海藻などの漂着物が流れ込み、海水の取水量が減少したことから、取水側と放水側の海水の温度差が19時から20時の1時間の平均値で7.3℃となり、大阪府との環境保全協定値である7℃を超過したことから、放水側の海水の温度を下げるために、同日19時36分、2号機の運転を停止しました。

8月11日お知らせ済み]

 その後、復水器連続除貝装置フィルター※に詰まった貝や海藻などの漂着物を除去するとともに、海水配管および、復水器、取水路についても内部の清掃を実施しました。
 作業完了後、海水配管等に水を通して確認を実施した結果、問題が無いことを確認できたことから、17日13時35分に起動操作を開始し、18日8時45分に通常運転を開始しました。

 なお、漂着物の除去および海水配管等の清掃により、海水の取水量が通常に戻ったことから、現在、取水側と放水側の海水の温度差は環境保全協定値内となっています。

※復水器連続除貝装置フィルター…
発電後の蒸気を冷やすための海水に含まれる小さなゴミや貝類等を取り除く装置
<南港発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 平成2年11月 平成3年2月 平成3年10月
定格出力 60万kW 60万kW 60万kW
所在地:大阪市住之江区南港南7丁目3番8号
燃 料:天然ガス

以 上

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