プレスリリース

2014年6月25日
関西電力株式会社

海南発電所3号機 復水器内への海水の漏えいの疑いによる出力抑制に関する点検結果について

 海南発電所3号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の6月24日午前1時28分、復水器内の細管から海水の漏えいを検知する警報が発信したことから、復水器の点検を行うため、出力を30万kWに抑制しました。

6月24日お知らせ済み]

 出力抑制後に復水器の内部点検を実施した結果、復水器内の細管1本から、海水がわずかに漏えいしていることを確認しました。原因については、細管内表面への、貝などの海洋生物の付着により局所的に海水の流速が増加した結果、細管の減肉が進行して貫通し、漏えいが発生したものと推定しています。
 なお、当該細管の両端に栓を取り付けた後、復水器に海水を通水した結果、海水の漏えいの停止が確認できたことから、6月25日午後0時20分に通常運転を開始しました。

<海南発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機 4号機
運転開始 昭和45年5月 昭和45年9月 昭和49年4月 昭和48年6月
定格出力 45万kW 45万kW 60万kW 60万kW
所在地:和歌山県海南市船尾字中浜260番地96
燃料:原油および重油

以 上

<添付資料>

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