プレスリリース

2014年4月5日
関西電力株式会社

御坊発電所1号機 汽水分離器水位制御弁の損傷に伴う起動操作の中止に関する点検結果について

 御坊発電所1号機(定格出力:60万kW)は、起動操作中の本日午前1時45分頃、巡回点検中の当社作業員が、タービン建屋内に設置している汽水分離器水位制御弁※1の弁棒※2が折損していることを確認したため、同日午前2時5分に起動操作を中止しました。

※1 汽水分離器水位制御弁…
汽水分離器とは、起動・停止操作中にボイラ内の水量を調節する設備であり、その水位を調節する弁
※2 弁棒…
弁を開閉するための軸

4月4日 お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を実施した結果、汽水分離器水位制御弁の弁棒の折損原因は、長時間の使用および起動・停止に伴う振動の繰り返しにより、弁棒に亀裂が生じ、折損に至ったものと推定しています。
 折損した弁棒を取替えた後、動作試験を行い、設備の健全性が確認できたことから、本日午前5時30分に発電を行うことが可能な状態となりました。

<御坊発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 昭和59年9月 昭和59年11月 昭和60年3月
定格出力 60万kw 60万kw 60万kw
  • 所在地:和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字富島1-3
  • 燃 料:原油および重油

以 上

<添付資料>

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