プレスリリース

2014年3月19日
関西電力株式会社

姫路第二発電所5号機 ボイラ給水ポンプの不具合による出力抑制に関する点検結果について

 姫路第二発電所5号機(定格出力:60万kW)は、2台あるボイラ給水ポンプのうち、1台のメンテナンス作業を行うために2月27日から当該ポンプを停止し、出力を48万kWに抑制していました。
 そのメンテナンス作業中の3月5日に当該ポンプを駆動させる際に使用する蒸気の量を調節する弁の動作不良を確認しました。

※ボイラ給水ポンプ
発電に必要な蒸気を発生させるボイラへ水を送るためのポンプであり、ポンプを駆動させるために、蒸気を使用している。

3月6日 お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を行った結果、原因については、蒸気の量を調整する弁を油圧により上下させる駆動装置のピストン部分に不純物が付着したことで、蒸気の量を調整する弁が動作不良に至ったものと推定しました。
 付着した不純物を除去し、停止していた当該ポンプの起動確認を行った結果、設備の健全性が確認できたことから、本日午前11時30分に通常運転を開始しました。

<姫路第二発電所の概要>
  5号機 6号機 新1号機 新2号機
運転開始 昭和48年10月 昭和48年11月 平成25年8月 平成25年11月
定格出力 60万kw 60万kw 48.65万kw 48.65万kw
所在地:兵庫県姫路市飾磨区妻鹿常盤町しかまくめがときわちょう
燃料:天然ガス

以 上

<添付資料>

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