プレスリリース

2014年2月13日
関西電力株式会社

相生発電所3号機の低温再熱蒸気配管からの蒸気漏れに関する点検結果について

 相生発電所3号機(定格出力:37.5万kW)は、停止中の1月28日午前0時15分頃、当社作業員が点検を行っていたところ、低温再熱蒸気配管で少量の蒸気漏れを発見し、蒸気が漏洩していた箇所の点検を行ったところ、低温再熱蒸気配管に亀裂があることを確認したため、当日の起動を中止しました。
※低温再熱蒸気配管:高圧タービンで利用した後の温度が下がった蒸気を再加熱するためにボイラへ送る配管

平成26年1月28日 お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を行った結果、低温再熱蒸気配管(1本)の溶接部2箇所で、長さ345mm程度と215mm程度の亀裂を確認し、そのうち、長さ345mm程度の亀裂から蒸気が漏れていました。原因については、起動・停止に伴い、配管の伸縮が繰り返されたことにより、劣化が進んで、亀裂が生じ、そこから蒸気が漏れたものと推定しました。
 当該溶接部については、溶接補修を行い、設備の健全性が確認できたことから、本日15時02分に起動操作を開始し、2月14日の午前中には、通常運転を開始する予定です。
<相生発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 昭和57年9月 昭和57年11月 昭和58年1月
定格出力 37.5万kW 37.5万kW 37.5万kW
所在地:兵庫県相生市相生字柳山5315-46
燃 料:重油、原油

以 上

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