プレスリリース

2013年5月7日
関西電力株式会社

海南発電所1号機 復水器真空度低下に関する点検結果について

 海南発電所1号機(定格出力:45万kW)は、通常運転中の5月5日午前11時40分頃、蒸気タービンからの排気温度が高くなっていることを示す警報が発信したことから、関係する計器等の値を確認したところ、復水器の真空度が徐々に低下していることを確認したため、午前11時54分に手動にて運転を停止しました。

5月6日お知らせ済み]

 その後、詳細な調査を行った結果、原因については、復水器の真空度を保つために設置している、復水器から空気を抽出する装置の内部にある弁において、一時的に動作不良が発生したことから、真空度低下に至ったものと推定しました。

 不具合のあった弁については、調整および動作確認を行った結果、運転に支障がないことが確認できたことから、本日午前1時15分にボイラに点火し、午前5時41分に並列、午前8時25分に通常運転を開始しました。

<海南発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機 4号機
運転開始 昭和45年5月 昭和45年9月 昭和49年4月 昭和48年6月
定格出力 45万kW 45万kW 60万kW 60万kW
所在地:和歌山県海南市船尾字中浜260番地の96
燃 料:原油および重油

以 上

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