プレスリリース

2013年4月10日
関西電力株式会社

南港発電所3号機の計器用変圧器故障に関する点検結果について

 南港発電所3号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の4月3日午前4時37分頃、発電機設備で異常電流を感知したことを示す警報が発信したため、当社作業員がタービン建屋内の設備を確認したところ、計器用変圧器を収める金属製のケースの点検窓から、内部に白煙が発生していることを確認したため、午前5時47分に運転を停止しました。

4月3日お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を行った結果、当該計器用変圧器内の絶縁物(エポキシ樹脂)が過熱損傷していることを確認しました。
 原因については、経年により、絶縁物の能力が低下したことで、ショートしたものと推定しています。

 修理については、当該計器用変圧器に接続していた回路を発電所内の他の装置で使用している計器用変圧器に接続することで、制御回路等で使用する電気を確保しています。
 その後、発電設備の点検を行った結果、問題がないことを確認したため、9日午後8時45分に起動操作を開始し、本日午前10時6分に並列、午後2時4分に通常運転を開始しました。

<南港発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 平成2年11月 平成3年2月 平成3年10月
定格出力 60万kW 60万kW 60万kW
所在地:大阪市住之江区南港南7丁目3番8号
燃 料:天然ガス

以 上

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