プレスリリース

2011年9月9日
関西電力株式会社
日本原子力発電株式会社
独立行政法人日本原子力研究開発機構

若狭湾沿岸における津波堆積物調査の実施について

 関西電力株式会社、日本原子力発電株式会社、独立行政法人日本原子力研究開発機構の3社(以下、「3社」という。)は、若狭湾沿岸における津波の堆積物について、共同で調査を実施することとし、自然公園法の規定により申請書を提出しました。

 3社は、東北地方太平洋沖地震以降に開催された福井県原子力安全専門委員会でのご意見を踏まえ、若狭湾における津波の痕跡に関する情報を蓄積することを目的とした調査内容を地元の皆さまにご説明するなどの諸準備を行ってきました。

 本調査は、三方五湖およびその周辺において、陸上・湖面上の合計9地点でボーリング調査を実施し、採取した試料の分析・評価を行う計画であり、期間は約1年間を予定しています。
 現地でのボーリング調査については、法令上の許認可が得られるなど準備が整い次第、着手します。
 なお、調査結果については、津波堆積物に関連する学識者に評価をしていただいた上で公表いたします。

 今後、津波等に関する情報収集に努め、新たな知見が得られた場合は津波の評価および対策に適切に反映してまいります。

以 上

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