プレスリリース

2011年4月4日
関西電力株式会社

当社原子力発電所の保安規定の変更認可申請について

 当社は、平成23年3月30日付の経済産業大臣からの福島第一原子力発電所事故を踏まえた緊急安全対策の実施指示、および「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」(実用炉規則)の改正を踏まえ、本日、経済産業大臣に保安規定※1の変更認可申請を行いましたのでお知らせします。
 今後、国による審査を受けてまいります。

【保安規定の変更概要】
 電源機能等喪失時※2の体制の整備に関する措置として、要員の配置、訓練、電源車や消防ポンプ、消火ホースなどの資機材の配備に関する計画の策定、計画に基づく活動の実施、および活動に関する定期的な評価を行うことを新たに保安規定に記載した。

 当社は、今後も引き続き原子力発電所の安全・安定運転に努めるとともに、今回の福島第一原子力発電所における事故を踏まえて、必要な対策を速やかに実施し、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以 上

※1.保安規定 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(原子炉等規制法)に基づき、原子力発電所の運転の際に実施すべき事項などを事業者が定めたもの
※2.電源機能等喪失時 津波により交流電源を供給する全ての設備、海水を使用して原子炉施設を冷却する全ての設備、および使用済燃料ピットを冷却する全ての設備の機能が喪失した場合
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