プレスリリース

2010年11月4日
関西電力株式会社
双日株式会社

海外ウラン濃縮事業における東北電力および九州電力との提携について

 関西電力株式会社と双日株式会社は、平成21年3月30日、アレバNC社(フランス)の新規ウラン濃縮工場プロジェクトに参画しました。
 参画にあたり、関西電力株式会社が80%、双日株式会社が20%を出資してフランスに設立した「カンサイ・ソウジツ・エンリッチメント・インベスティング社」を通じて、平成21年6月30日、アレバNC社の子会社であるSETホールディング社の発行済株式の2.5%を取得しました。

平成21年3月30日 お知らせ済]

 関西電力株式会社(以下、関西電力)と双日株式会社(以下、双日)は、このたび、アレバNC社がフランス南部ピエールラット市で進めているウラン濃縮工場(ジョルジュベス2工場)プロジェクトについて、東北電力株式会社(以下、東北電力)と九州電力株式会社(以下、九州電力)が共同で参画することに合意しました。

 参画にあたっては、東北電力と九州電力が新たに設立した「キュウシュウ・トウホク・エンリッチメント・インベスティング社」と、関西電力と双日が既に設立している「カンサイ・ソウジツ・エンリッチメント・インベスティング社」が共同で出資する「ジャパン・フランス・エンリッチメント・インベスティング社」を設立します。

 具体的には、平成21年6月に関西電力と双日が「カンサイ・ソウジツ・エンリッチメント・インベスティング社」を通じて、ジョルジュベス2工場濃縮工場の実質的な運営会社であるSETホールディング社の発行済株式2.5%を取得しましたが、今回、新たに参画する東北電力・九州電力が「キュウシュウ・トウホク・エンリッチメント・インベスティング社」を通じて、同社の発行済株式2.0%を取得することで、最終的に「ジャパン・フランス・エンリッチメント・インベスティング社」が、同社の発行済株式の4.5%を保有することになります。

 関西電力と双日は、本プロジェクトに参画することで、ウラン濃縮市場に関する情報の入手を通じたウラン燃料の安定調達の確保がより円滑に進むものと考えており、今後とも、将来にわたるウラン燃料の安定調達の確保に努めてまいります。

 

以 上

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