プレスリリース

2009年3月30日
関西電力株式会社

アレバNC社の新規ウラン濃縮工場への資本参加について

 当社は、原子力発電所の安全・安定運転のため、ウラン燃料の安定調達の確保に努めていますが、その一環として、このたび、アレバNC社(フランス)の新規ウラン濃縮工場(ジョルジュベス2工場)プロジェクトに参画します。

 参画にあたり、当社が80%、双日株式会社が20%を出資してフランスに設立したカンサイ・ソウジツ・エンリッチメント・インベスティング社を通じて、平成21年6月30日までに、アレバNC社の子会社であるSETホールディング社の発行済株式の2.5%を取得します。

 本プロジェクトはSETホールディング社傘下のSET社が、フランスのピエールラットにウラン濃縮工場(ジョルジュベス2工場)を建設・操業するものです。
 平成28年の本格操業開始後は、濃縮ウランの生産容量を年間7500tSWUと見込んでおり、これは世界の濃縮ウラン需要の約13%に相当すると想定されています。

 本プロジェクトへの参画を通じて、ウラン濃縮市場に関する情報を入手することで、ウラン燃料の安定調達の確保に資すると考えています。

 当社は、本プロジェクトへの参画や、既に参画しているカザフスタン共和国におけるウラン鉱山開発プロジェクト等により、将来にわたりウラン燃料の安定調達の確保に努めてまいります。

以 上

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