プレスリリース

2009年11月13日
関西電力株式会社

美浜発電所1号機の定期検査状況について(発電機出力上昇操作中の不具合による発電停止)

 美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力34万キロワット、定格熱出力103万1千キロワット)は、第24回定期検査中の平成21年11月12日19時10分に発電機出力約5%(約1万7千キロワット)で調整運転を開始し、19時40分から約20%出力(約6万8千キロワット)に向けて出力上昇操作(3%/h)を始めました。
 この操作として、タービンに送る蒸気の量を制限している弁(蒸気加減弁)の制御スイッチ(ロードリミッタスイッチ)を出力上昇側(弁が開側)に1回操作したところ、発電機出力が急激な上昇傾向を示しました。このため、直ちに出力降下側(弁が閉側)に操作したところ、発電機出力は約10%で一定状態となりました。
 その後、再び出力降下側に操作したところ、出力は徐々に低下し、同日22時頃には約6%(約2万キロワット)で安定に推移した状態となりました。
 原因調査として、ロードリミッタスイッチや弁の制御回路等について点検しましたが、異常は認められなかったことから、詳細な点検を行うため発電を停止することとし、11月13日7時00分に出力降下を開始し、7時8分に発電を停止しました。

 なお、本事象の発生から現在までの原子炉熱出力の変動は、17万9千600キロワット(定格熱出力の17.4%)から6万3千キロワット(同6.1%)までとなっています。

 この事象による周辺環境への放射能の影響はありません。

  • ※:ロードリミッタスイッチを1回上昇操作すると、結果として電気出力が約0.1%上昇する程度の蒸気量が増える。(弁が開側になる)

以 上