プレスリリース

2009年2月19日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機、4号機の低圧/高圧タービン取替計画に係る地元からのご了解(事前了解)について

添付資料

大飯発電所3号機、4号機の低圧/高圧タービン取替計画の概要

a.変更する理由
 海外で発生した低圧タービン円板の応力腐食割れ(以下、「SCC」という。)事象に鑑み、長期的な信頼性を確保するという観点から、予防保全対策として、低圧タービンを部分一体ロータからSCC感受性の低い材料を使用した全一体ロータへ取り替える。
 また、高圧タービンについても、信頼性向上の観点から低圧タービンと併せて取り替える。
b.構造および設備
(a)低圧タービン
 低圧タービン(3基)を部分一体ロータからSCC感受性の低い材料を使用した全一体ロータへ取り替えることにより、SCC予防保全対策を実施する。
 また、取替えにあたっては、最新の信頼性向上技術、効率向上技術を適用する。
(b)高圧タービン
 高圧タービン(1基)の外部車室、翼環を耐食性に優れた材質へ変更するとともに、振動応力を低減した翼を採用することにより、信頼性の向上を図る。
 また、取替えにあたっては、最新の効率向上技術を適用する。
 今回の取替えに伴い、タービン性能の効率が向上することにより、従来から実施している定格熱出力一定運転において、電気出力が最大約4%上昇する。
c.工事計画
3号機 第15回定期検査時(平成22年度予定)
4号機 第14回定期検査時(平成23年度予定)

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