プレスリリース

2008年8月8日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機原子炉容器Aループ出口管台溶接部の点検状況について

 当社は大飯発電所3号機(加圧水型軽水炉定格電気出力118万キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)の、原子炉容器Aループ出口管台の600系ニッケル基合金溶接部の傷(1箇所)の深さを確認するための研削に関して、これまでに、傷を含めた幅約11cmの部分の板厚について、工事計画認可申請書の記載板厚を全周にわたり変更(70→64mm)し、深さ約10.5mmまで研削しましたが、傷が残っていることが確認されています。

 その後、さらに深く研削を行うため、工事計画認可申請書の記載板厚を傷が残っている部分を含めた箱状(幅約11cm、周約13cm)の部分のみを64mmから53mmに、その他の部分を70mmに変更し、強度上の問題がないことを確認したうえで、平成20年7月30日に国に対し変更手続きを行いました。
 本日、この変更手続きが承認されたことをうけ、当社は、当該傷の深さを確認するために、本日から研削を再開することとしましたのでお知らせします。
 なお、今後の定期検査工程については未定です。

以  上

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