プレスリリース

2008年7月7日
関西電力株式会社

高浜発電所1号機の原子炉起動および調整運転の開始について

 高浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、平成20年3月19日から第25回定期検査を実施しておりましたが、7月8日に原子炉を起動し、翌9日に臨界に達する予定です。
 その後は諸試験を実施し、7月10日頃に定期検査の最終段階である調整運転を開始し、8月上旬には経済産業省の最終検査を受けて本格運転を再開する予定です。


定格熱出力一定運転中の平成20年1月9日に、1次冷却材中のヨウ素131濃度の上昇が認められ、燃料漏えいの疑いがあると判断されました。このため、1次冷却材中のヨウ素濃度等の監視を強化し、運転を継続していましたが、放射性廃棄物の放出抑制および作業員の被ばく低減の観点から、十分な放射能低減期間を確保することとし、定期検査開始時期を約11日間前倒ししました。

以  上

<添付資料>

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