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美浜発電所3号機事故を踏まえ、2次系配管1,313箇所※1について超音波検査(肉厚測定)等(超音波検査1,259箇所※1、内面目視点検54箇所)を実施した結果、計算必要厚さ(15.7mm)を下回る箇所が1箇所(測定最小値:10.9mm)確認されました。このため、当該箇所を同種材(炭素鋼)の配管に取り替えました。
また、当該箇所以外で、計算必要厚さを下回る箇所および余寿命評価で次回定期検査までに計算必要厚さを下回る可能性があると評価された箇所はありませんでした。
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※1: |
今定期検査開始時には、2次系配管1,124箇所について超音波検査(肉厚測定)を実施する計画でしたが、下記の点について見直しを行い、1,259箇所について超音波検査を実施した。
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指針改正により点検対象となった系統で、現場とスケルトン図との照合結果により変更 |
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・・・4箇所増 |
・指針改正を踏まえた点検計画の前倒し ・・・・・・・・・・・・・・・・ |
149箇所増 |
・今定期検査において追加で配管を取り替えた箇所 ・・・・・・・ |
・・18箇所減 |
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計算必要厚さを下回る箇所が1箇所確認されたことを踏まえ、追加で177箇所の超音波検査(肉厚測定)を実施した結果、計算必要厚さを下回る箇所および余寿命評価で次回定期検査までに計算必要厚さを下回る可能性があると評価された箇所はありませんでした。
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今定期検査開始時には179箇所※2の配管取替えを計画していましたが、今後の保守作業を考慮して53箇所を追加し、合計232箇所について配管を取り替えました。 |
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※2: |
定期検査開始プレスにおいて配管取替え箇所に誤記がありましたので、下記のとおり訂正いたします。
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以上まとめると、1,490箇所の超音波検査(肉厚測定)等(超音波検査 1,436箇所、内面目視点検54箇所)を実施し、合計233箇所について配管を取り替えました。 |