プレスリリース
2007
2007年4月27日
関西電力株式会社
大飯発電所4号機の定期検査開始について
大飯発電所4号機 第11回定期検査の概要
1.主要な工事等について | |||||||
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大飯発電所3号機の原子炉容器上部ふた管台からの1次冷却材漏えい事象を踏まえ、長期的な設備信頼性維持を図るため、材質を変更するなど改良を施した新しい上部ふたに取替えます。 旧上部ふたについては、既設のA蒸気発生器保管庫内に保管します。 |
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2.保全対策について | |||||||
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国内外PWRプラントでの応力腐食割れ事例を踏まえ、600系ニッケル基合金が使用されている原子炉容器冷却材出口管台、蒸気発生器1次冷却材出入口管台、加圧器の逃がし弁管台および安全弁管台の溶接部について、外観目視点検や超音波探傷検査を実施します。 | |||||||
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美浜発電所3号機2次系配管破損事故を踏まえ、2次系配管1,435箇所について超音波検査(肉厚測定)等を実施します。(超音波検査1,388箇所、内面目視点検47箇所。今回で未点検箇所の点検を終了) また、過去の点検結果から減肉が確認された部位7箇所、配管取替え時の作業性を考慮して6箇所、今後の保守性を考慮して55箇所、合計68箇所の配管を炭素鋼から耐食性の優れたステンレス鋼もしくは低合金鋼の配管に取り替えます。 |
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3.燃料集合体の取り替え | |||||||
燃料集合体全数193体のうち73体(うち60体は新燃料集合体)を取り替える予定です。 なお、今回取り替える新燃料集合体60体は、全て集合体最高燃焼度 55,000MWd/tの高燃焼度燃料です。 |
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4.今後の予定 | |||||||
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以 上