プレスリリース

2005年5月26日
関西電力株式会社

ガラス固化体への油状物質付着事象に係る調査結果について

 当社は、平成17年1月7日、第9回返還ガラス固化体(4基目・28本)の事業所外廃棄確認準備のため、日本原燃(株)において輸送容器からガラス固化体を取り出したところ、14本のガラス固化体の表面の一部および輸送容器に、油状物質が薄く付着していることを確認しました。
 その後の調査の結果、原因は、仏国COGEMAラ・アーグ再処理工場輸送容器保守施設において、輸送容器を移送する作業の際に、クレーンの吊り具に使用しているグリースが輸送容器内部に落下したためであると特定しました。このため、COGEMAでは油落下防止トレーの設置等の再発防止対策を実施中です。

以 上
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