プレスリリース

2005年2月4日
関西電力株式会社

火力発電所における配管肉厚の自主検査結果について

 当社では、火力発電所において、配管肉厚の自主検査を順次実施しており、堺港発電所6号機、姫路第二発電所5号機および相生発電所1号機において全ての検査を終えました。その結果、堺港発電所6号機他で計4箇所の計算必要厚さを下回る箇所を確認し、当該配管を取替えました。

◇堺港発電所6号機(別添系統図参照)
<部位名>
   ボイラドレン系統エルボ部
       ※起動工程において、ボイラのドレン(凝縮した水)を回収する系統
   ボイラ循環ポンプ※1 インゼクション系統※2 のエルボ部
       ※1:ボイラ内の水循環を確保するために設置しているポンプ
       ※2:ポンプの内部流体の噴出を防止するために給水を注入する系統
   スチームエアヒータドレン配管のエルボ部
       ※ボイラの燃焼用空気を蒸気により加熱する装置
  外径
(mm)
最高使用
温度(設計)
(℃)
最高使用圧力
(設計)
(MPa)
公称肉厚
(mm)
計算必要厚さ
(mm)
測定最小値
(mm)
139.8 350 0.69 6.6 3.8 2.8
89.1 170 24.5 12.0 9.9 9.6
89.1 175 0.78 7.6 3.0 1.2

 

◇ 姫路第二発電所5号機(別添系統図参照)
<部位名>
   スチームコンバータドレン配管のエルボ部

       ※燃料油等を加温する補助蒸気を供給するための装置
  外径
(mm)
最高使用
温度(設計)
(℃)
最高使用圧力
(設計)
(MPa)
公称肉厚
(mm)
計算必要厚さ
(mm)
測定最小値
(mm)
89.1 240 3.2 5.5 3.0 2.0

 

 


以  上

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