プレスリリース

2004年7月12日

当社の電力にかかる「エコリーフ環境ラベル」認証の更新について

 このたび当社は、当社が供給する「系統電力」に関し、経済産業省所管の社団法人産業環境管理協会(JEMAI)(※1)が推進する「エコリーフ環境ラベル」の認証を更新しました。

 「エコリーフ環境ラベル」は、環境に関する国際規格であるISO14040シリーズに基づくLCA (ライフサイクルアセスメント) 手法(※2)により算出した製品の定量的な環境負荷データを、第三者認証による環境ラベルとして積極的に開示していくことを目的に、JEMAIが推進しているものです。昨年、エネルギーサービスの分野で初めて「エコリーフ環境ラベル」認証を取得した当社の「系統電力」は、2002年度の実績データを承認いただいたものですが、このたびは、2003年度の実績データについて承認いただき更新したものです。

 当社は、従来から地球環境保全に積極的に努めるとともに、CO排出量などの環境負荷低減を図ってまいりました。特に原子力発電の推進等により、電気使用量1kWhあたりのCO排出量は0.261kg-CO/kWhと、国内の電力会社で最も低いレベルを達成しておりますが、電力自由化が進む中で、「エコリーフ環境ラベル」の認証を受けている、環境負荷の低い当社の電気を選んでいただけるよう、引き続きPRしてまいります。

 なお、当社系統電力の環境情報を表示した「エコリーフ環境ラベル」は、本日より当社ホームページ(http://www.kepco.co.jp)で公開するとともに、JEMAIホームページ(http://www.jemai.or.jp)でも公開される予定です。当社は、今後もこうした環境情報の開示を通じて、お客さまの信頼に応えてまいります。

【認証を受けた主な環境データ】

(※1) 社団法人産業環境管理協会(JEMAI) 昭和37年に発足した環境管理に関する諸活動を行う公益法人。地球温暖化対策に関する調査・研究、「ISO14000シリーズ」の普及・推進、LCAの調査研究等に取り組んでいる。
(※2) ISO14040シリーズに基づくLCA (ライフサイクルアセスメント)手法 製品やサービスなどにかかわる原料の調達から製造、流通、使用、廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体を通じた環境に与える負荷を定量的に評価する手法である。

以 上

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