プレスリリース

2004年2月27日

高浜発電所3号機の定期検査状況について
(1次冷却系統漏えい検査中の不具合について)

 高浜発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力87万キロワット、定格熱出力266万キロワット)は、平成15年12月18日から第15回定期検査を実施中ですが、 1次冷却系統に圧力をかけて、系統全体からの漏えいがないことを確認する検査を実施していたところ、平成16年2月26日10時15分頃、充てん/高圧注入系統Bループ低温側ベント弁および同日10時40分頃、余熱除去系統Bループ戻りドレン弁のシート部からのごくわずかな漏れを確認したことから、当該弁計2台について点検を実施することとしました。  
 今定期検査は、蒸気発生器の伝熱管補修工事(閉止栓施工)において、閉止栓施工本数が比較的多かったことなどから、当初計画より約2週間程度延びております。  
 蒸気発生器の伝熱管補修工事を終え、3月2日に原子炉を起動することで準備を進めておりましたが、今回当該弁の点検を行うことにより、工程が遅れることになります。 なお、今回の事象による環境への放射能の影響はありません。                                  

以 上

プレスリリース