プレスリリース

2003年12月25日

電力自由化範囲拡大に伴う諸約款の届出について

 本日、当社は、経済産業大臣に対し、「接続供給約款」および「振替供給約款」の届出を行いました。
 今般届出を行いました両約款は、託送料金をはじめとする諸条件を定めたものです。

 当社といたしましては、今後とも、電力の安定供給や環境問題への対応など、公益的課題に着実に取り組むとともに、経営の効率化や一層のサービス向上に積極的に努めてまいりたいと考えております。
 本日届け出ました「接続供給約款」および「振替供給約款」の概要は次のとおりです。

 なお、「電気最終保障約款」の届出は、平成16年1月中旬までに行い、あわせて新たに自由化対象となるお客さまの標準的なメニューの公表を行う予定です。

以 上

1.接続供給約款のサービスおよび料金

  適  用  範  囲 基本料金
(円/kW)
電力量料金
(円/kWh)






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標 準 送 電
サービス料金
特定規模電気事業の用に供する電気に適用 560.00 3.08
時間帯別送電
サービス料金
送電設備の効率的な利用に資する場合で、契約者が希望されるときに適用 560.00 昼間時間  3.46
夜間時間  2.55
夜間ピーク
割    引
1年間を通じての最大需要電力が夜間時間に発生し、かつ、送電設備の効率的な使用に資する場合で契約者が希望され、かつ、当社との協議が整った場合に適用 夜間ピーク割引対象電力 1kWにつき
333円00銭

標 準 送 電
サービス料金
特定規模電気事業の用に供する電気に適用 450.00 1.38
時間帯別送電
サービス料金
送電設備の効率的な利用に資する場合で、契約者が希望されるときに適用 450.00 昼間時間  1.50
夜間時間  1.22
夜間ピーク
割    引
1年間を通じての最大需要電力が夜間時間に発生し、かつ、送電設備の効率的な使用に資する場合で契約者が希望され、かつ、当社との協議が整った場合に適用 夜間ピーク割引対象電力 1kWにつき
 268円00銭

負荷変動
対応電力
負 荷 変 動
対応電力料金
30分ごとの受電電力量が、その30分の託送対象電力量を下回る場合に生じた不足電力の補給にあてるための電気の供給に適用 負荷変動対応電力量1kWhにつき
9円21銭
事 故 時
補給電力
型料金 発電者の発電設備の事故等により、特定規模電気事業の用に供する電気に生じた不足電力の補給にあてるための電気の供給に適用 636.00 15.23
型料金 1,062.00 11.98

定期検査時
補 給 電 力
型料金 発電設備の定期検査または定期補修により、特定規模電気事業の用に供する電気に生じた不足電力の補給にあてるための電気の供給を希望される場合で、当社との協議が整った場合に適用 636.00 12.18
型料金 1,062.00 9.58

(注1) 基本料金および電力量料金に消費税等相当額は含まれていません。
(注2) 定期検査時補給電力については、定期検査時補給電力要綱によります。

※近接性評価割引: 受電地点が近接性評価地域内にある場合は、当該受電地点から受電した電力量のうち、託送対象電力量を上回らない電力量について、以下の割引を行います。

○近接性評価割引額
1kWhにつき 18銭

2.振替供給の料金

 振替供給(中継振替・地内振替)を利用される場合の料金
1kWhにつき 30銭

 

<参考資料>


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