プレスリリース

2003年2月26日

株式公開買付けの開始とその賛同について

1.公開買付者の概要
    商号 関西電力株式会社
    主な事業内容 電気事業を中核とする総合生活基盤産業
    設立年月日 昭和26年5月1日
    本店所在地 大阪市北区中之島3丁目3番22号
    代表者 取締役社長  藤 洋 作
    資本の額 489,320百万円(平成14年9月30日現在)
    大株主構成および持株比率 大阪市                   8.70%
日本生命保険相互会社       4.41%
株式会社みずほコーポレート銀行 4.16%
    当社との関係
(資本関係)
公開買付者である関西電力株式会社は、当社の発行済株式総数の25.65%を保有しています。
   
(人的関係)
関西電力株式会社より、取締役1名、監査役1名、従業員46名(出向者)が派遣されております。

2.当該公開買付けに関する意見の内容及び理由
 当社取締役会は、関西電力株式会社が当社の株式を公開買付けにより取得することについて、当社の経営基盤の強化につながるものと評価いたします。
 当社を取り巻く経営環境は、これまで当社の収益を支えてきた移動体通信事業者からの業務受託収入が、料金のアクセスチャージ化により激減するほか、企業通信市場においては、専用線型サービスからIP網型サービスへのすみやかな転換、より一層の料金値下げ競争など、現下の経営環境には大変厳しいものがあります。このため、新サービス開発の強化、営業体制の見直し、全社横断的なコスト削減取組みなど、収支両面にわたる経営努力は行っているものの、現時点においては、今後、経常赤字に陥る可能性があります。
 このような経営環境下において、関西電力株式会社(当社の発行済株式総数の25.65%を保有)が行う本公開買付けは、単なる資本関係の強化にとどまらず、事業運営面においても、光ファイバー資産等関西電力グループがもつ経営資源の活用が期待でき、当社の収益向上に寄与するものと考えております。
 したがって、今回、関西電力株式会社が行う公開買付けは、当社の今後の発展に大いに資するものと判断し、賛同の意を表明するものであります。
 なお、上記の意見は、平成15年2月26日に開催された当社取締役会において、出席した全取締役が賛同し、承認されました。

  <ご参考>今後の業績見通し(現状対策での見通し)
 
決 算 年 度 平成14年度(第18期) 平成15年度(第19期)
売上高 400億円 310億円
経常費用 400億円 360億円
経常利益 0億円 ▲50億円
   
 
以 上

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